最大規模のプロジェクトを
担うという誇りと責任

私が携わった工事で印象深い案件は、2019年4月にスタートした兵庫県赤穂郡の「赤穂メガソーラー発電所」の建設です。現場ではコンソーシアム企業や協力会社を合わせれば一日で約400名以上のメンバーが関わった案件でした。同発電所の出力は102MW。これは約2万世帯分もの年間使用電力量をまかなうことが可能です。国内で100MWを超えるメガソーラーはごくわずかで、当社でも過去最大規模のプロジェクトになりました。
プロジェクトのEPC（設計・調達・施工）業務としては、当社と以前から協業しているフランス国内ゼネコンの最大手の１社であるブイグ・グループとパートナーシップを構築しており、今現在も緊密に連携して工事を進めています。
ブイグ・グループとは多くの案件で協業していますが、その独自の技術力や発想に間近で接することができることは大きな刺激になっています。例えば、同社は車道に敷設できる太陽光パネルを開発し、フランス・ノルマンディーをはじめ世界初のソーラーパネル道路を開通させています。当社でも2017年12月に、同技術の国内展開の第一号としてセブンイレブン様本社前の店舗駐車場にブイグ・グループと協業して設置し、世間の高い注目を集めたことは喜ばしく思っています。

入社のきっかけは、先生からの紹介でしたが、入社後に通信関係や再生可能エネルギー関連など、幅広い分野について勉強する機会を与えてもらえたことに感謝しています。
やりがいは、現場が無事に完成することです。さらに、お客様から感謝のお言葉を頂ければより嬉しさが増しますね。東日本大震災の際に、壊れかけていた設備に緊急で駆けつけ対応したことで、お客様からとても感謝されたことは思い出に残っています。

個人的な目標は、今の売上の倍となる500億円の会社にすることです。これは既存ビジネスの拡大だけでは難しいので、新しいビジネスの柱が必要と考えています。近年では、新分野への取り組みや事業展開を積極的に進めているので、さまざまなチャレンジができる環境が整っています。未だ拡大を続ける再エネ事業を通じて、仕事にプライドを持ち、社会にとっても意義ある仕事ができる会社にしたいと考えています。いつか自分の子供を入社させたいと思う誇れる会社にしたいです。