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担当エリアは日本全国
自分の意欲次第で
様々な分野へ

設備事業部 工事部
工学部卒
入社年度 2014年
内藤 佑樹
07YUUKI NAITOU

日本全国が担当エリア
多い月には4500キロを車で移動

私が所属している設備事業部の工事第2グループは、主に化学工場やゴミ処理場、浄水場など、各種プラントの電気計装をメインとする工事を担当しています。照明や空調関係などの電気設備のほか、センサーを利用した監視装置なども対象になります。担当エリアは日本全国で、さらに海外での工事も手掛けています。

私は現在、主に2~3日で作業が終了する小規模工事を受け持っており、各計装機器の移設やそれに伴う配管・配線工事の現場管理をしています。各支店の工事担当者が従事することもありますが、東京の事業部社員が直接、現場に従事することが多いですね。私自身、車で秋田や岩手、北関東をよく廻っています。作業の多い月になると4500キロを車で移動したこともあります。

仕事の基本的な流れは、工事に向けて事務所で安全書類等を作成して、実際に施工を担当する協力会社に連絡します。工事当日は、協力会社へ作業工程や安全注意事項について説明を行い、現場で作業を実施。作業終了後、工事写真を撮影し、お客様の立会いの下、試運転を行って作業完了となります。

小規模工事の現場管理は一人の場合がほとんどですが、分からないことがあれば先輩や上司から適時アドバイスしてもらっています。会社から貸与されているスマートフォンを活用して、動画で手順を説明してもらうなどのサポートも受けることもできますので心強いです。
私も時には大型案件を担当し、そうしたケースでは他事業所との社内JV(ジョイントベンチャー)で対応することがあります。以前は、福島での震災復興に伴う案件で、排水設備として新設する建屋の照明と空調電源のすべてを設置するという工事を3カ月掛けて実施しました。大変な作業であった分、達成感も大きかったですね。

協力会社の作業員が
安全に施工できるよう
危険ポイントを予め取り除いておく

過去に設備事故を発生させてしまった経験があり、それを教訓に以降は施工中・施工後のダブルチェックを徹底しています。
もう一つ、強く心掛けているのが作業者の安全です。実際に施工を担当する協力会社の作業員が安全に施工できるように事前に危険ポイントを周知するだけでなく、作業前に自分の目で現場を確認し、危険ポイントを予め取り除いておくようにしています。特に危険なのは、脚立などを使った高所作業です。地上高50mなどの高所作業の場合、作業員自身がより慎重になりますが、危ないのは2m程度の場合。(※高所作業とは地上高1.8m以上で作業すること)大丈夫だという心の緩みや過信が事故につながることが多いのです。そのため、事故を絶対に発生させないよう様々な視点から対策を講じています。
やりがいを感じるのはやはり工事の完成時です。設置した計装機器が実際に動作しているところを見るとやはり感無量ですね。

入社を決めた理由は最初に内定をもらえたことでした。当社は全国展開しており、日本中が仕事場ですから、全国各地で仕事ができるのは良い経験ですし、楽しみの一つでもあります。また、他事業部の案件にも参加することが少なくないので、自分の意欲次第で様々な分野の仕事ができます。
目標は、安全で品質の良い設備を完成させることです。そのために材料を覚えることや安全作業の方法、どんな施工方法を取るのがベストかなど、様々な勉強を続けています。また、第一種電気工事士の資格取得も目指しています。

ある1日のスケジュール

これから応募される方へのメッセージ

学生時代は本格的に陸上に打ち込んでいました。そのため自ずと忍耐力は高くなったと思います。それが現在、様々な現場を訪れて一人で作業する時などでもかなり役立っていると感じます。入社前は会社に硬い感じのイメージがありましたが、いざ入社してみるとそんなことはなく、明るくフランクな会社だと思いました。事業部の方々とのコミュニケーションは盛んで、よくランチを一緒にしています。